【ChatGPT活用シリーズ②】調べる力が身につく!情報収集・リサーチの応用編

前回の記事では、ChatGPTを使って情報収集を行うための「基本ステップ」をご紹介しました。
テーマの決め方から、質問の仕方、深掘りのコツ、そして要約・整理のポイントまで――

情報収集・リサーチの「基礎編」を読んでない方は、ぜひ下記リンクから「基礎編」を先にお読みください

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そして今回は、その基礎をふまえた「応用編」です。 具体的には、次の2つのケースにフォーカスして解説していきます。

  • 学術論文や専門的な文献を、わかりやすく要約・翻訳してもらう方法
  • 話題のニュースや最新トピックを、リアルタイムで調べて要点を整理する方法

情報の「検索」や「質問」だけでなく、長い文章を読み解く力複雑な内容をシンプルに整理する力まで、ChatGPTは強力にサポートしてくれます。

「読み切れない」「難しくて理解できない」「人に説明できるようにしたい」――そんなときこそ、ChatGPTの出番です。

この記事では、文献やニュースを例にとりながら、ChatGPTでできる“情報整理&要約スキル”の具体的な使い方をわかりやすく解説していきます。

あなたの情報収集スキルを、次のステージへ進めよう!

目次

ChatGPTで論文・文献を要約する方法

【ステップ1】論文や文献を準備する

  • PDFファイル(Pro版なら直接アップロード可能)
  • もしくは本文をコピーして貼り付け
  • DOIやURLでもOK(要約可能な範囲のみ)

【ステップ2】ChatGPTに要約してもらう

まずは、スクリプト欄左下の「+ボタン」をクリックします。

するとこのようなポップアップが表示されるので、コンピューターからアップロードする」をクリックし、要約したいPDFファイルを選択してください。

ファイルが選択された状態で、上記のようにスクリプトを入力。入力し終えたら、スクリプト欄右下の「↑ボタン」をクリックしてください。

(今回は、例として、『日本語教育のための文章難易度に関する研究』という論文を使用します。)

するとこのように、PDFファイル(論文)が要約された形で出力されます。

簡単だね♪

ChatGPTでニュースや最新情報を要約・解説する方法

基本の使い方

スクリプトを入力後、要約したいサイトのURLを入力することで、

このように必要な情報を要約することができます。

*サイトによっては、ChatGPTが情報を取得できない場合もあります。

Web検索機能との連携(GPT-4 Turbo限定)

補足:GPT-4 Turboってなに?普通のGPTとどう違うの?

ChatGPTの中にはいくつかの“バージョン”があり、「GPT-4 Turbo」はその中でも最上位の高性能モデルです。
このモデルは、ChatGPTの有料プラン(ChatGPT Plus)を使っているユーザーが利用できます。

✅ GPT-4 Turboの特徴

  • より正確で賢い(長い文章や複雑な内容の理解に強い)
  • 高速でレスポンスがスムーズ
  • Web検索(ブラウジング)機能ファイル読み込みなど、便利な機能が使える

💡つまり、「ニュースの最新情報を調べて」などリアルタイム検索が必要な機能は、GPT-4 Turboでないと使えません。

使い方

使い方はシンプルに、「最新情報を調べて」と入力し、決定ボタンを押すだです。

すると、

このように、最新の情報を検索し、それをまとめてくれます。

まとめ

今回は、ChatGPTを使った情報収集の「応用編」として、論文・文献の要約や、ニュース・最新トピックの整理方法についてご紹介しました。

難解な学術論文や長文ニュースでも、ChatGPTをうまく使えば、要点を抽出してわかりやすくまとめることができます。さらに、プロンプトを工夫することで、初心者向け・SNS投稿向け・スライド資料向けなど、目的に応じた情報整理が可能になるのも大きな魅力です。

情報の「集め方」だけでなく、「読み解き方」「伝え方」までサポートしてくれるのが、ChatGPTというAIの本当の強み。
調べた内容を人に共有したり、自分の知識として定着させたいときには、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。

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