LoRAって何? どうやって使うの?
本記事では、そんな疑問を解決します。
LoRAとは
LoRAとは、『Low-Rank Adaptation』の略で、大規模言語モデルや画像生成モデルを効率的にファインチューニングするための技術のことです。
簡単に説明すると、既存の生成モデルに追加で学習させ、生成結果を微調整できる仕組みです。追加で学習させることによって、出力する絵のクオリティを上げたり、好きな画風や特徴を絵に加えることが可能だと思ってください。
LoRAとは
・既存の生成モデルに追加で学習させ、出力する絵のクオリティを上げたり、好きな画風や特徴を絵に加えることができる技術。
LoRAは違法ですか?
LoRAを使用すること自体は違法ではありません。
ただしLoRAごとに、作成者が規定した創作許可範囲や商用利用の許可範囲がありますので、使用する際には、必ず規約を確認してください。
また、著作権で保護されたコンテンツを無許可で学習データとして使用した場合、生成された作品も著作権侵害となる可能性もあるよ!
月額料金は?【利用料金について】
利用料金に関しては、利用するツール・LoRAによって異なりますので、利用前に必ず確認してください。
LoRAの使い方【SeaArtの場合】
SeaArtの基本的な使い方については、下記記事を参照して下さい。
それでは、SeaArtでのLoRAの使い方ですが、
まず、創作画面を開き、画面右にあるLoRAをクリックします。
するとこのような画面に切り替わるので、任意のLoRAを指定します。
今回は、『Add More Details』という、絵のディテールを細かく描き込むLoRAを使います。
利用規約等の詳細を確認したい場合は、『詳細』を、使用する場合は、『使用する』をクリックしてください。
すると、画面右のLoRA欄に、先ほど選択したLoRAを確認できると思います。これで準備完了です。
ちなみに、今回は比較対象として、緑の丸で囲っている絵を使います。
LoRAを選択後、緑の丸で囲ってある絵とまったく同じプロンプトで絵を出力すると…
このようにディテールの細かい絵を出力することができました。
(『1girl, blonde hair,』というシンプルなプロンプトで生成したので、完全に同じ構図というわけにはいきませんが、ディテールが細かくなったのは確認できると思います)
LoRAの使い方【SeaArtの場合】
・創作画面右側のLoRA欄をクリック→任意のLoRAを指定→絵を生成
まとめ
どうでしたか?
LoRAって思ったより簡単に使えて、それでいて出力したい絵のクオリティーを何倍にも上げてくれる便利な技術ですよね。
これから生成AIを使って、絵やイラストを出力されたい方は、ぜひLoRAを活用してみてください。
その他のおすすめ画像生成・イラスト生成AIツールについては、下記まとめ記事をチェックしてね!
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