ボストン大学の研究チームが、AIを搭載したロボットを使って衝撃吸収性に優れた素材を発見するプロジェクトを進めています。
目次
概要
このロボットは3Dプリンターで様々な形状のプラスチック構造体を作成し、その構造と耐圧力を調べることで、最適な衝撃吸収デザインを模索しています。
折曲時の吸収エネルギーや形状データをもとに、AIが自動的にデザインを改良していくという仕組みです。
3年間で2万5千以上の構造体を作り出したロボットは、なんと2023年に衝撃吸収効率75%という記録を達成しました。
この発見は、自転車ヘルメットや自動車バンパー、梱包材など様々な分野に応用が期待できます。
研究チームは、このロボットの実験を継続し、さらなる効率的な形状の発見を目指すとしています。
まとめ
今回のプロジェクトは、AIとロボットの協創が生み出した革新的な成果と言えるでしょう。
ロボットによる自動実験と、AIによるデータ分析の組み合わせにより、従来の人間の研究では難しかった発見を可能にしています。
今後、AIとロボットの連携は、素材開発だけでなく様々な分野で研究を加速させる可能性を秘めています。
引用元:https://aibusiness.com/automation/robot-hunts-for-shock-absorbing-design-with-help-from-ai
リンク
コメント