マイクロソフト、インドネシアのAI・クラウド基盤強化に17億ドル投資を発表

マイクロソフトが、インドネシアのAI(人工知能)とクラウド基盤を強化するため、今後4年間で17億ドルを投資することを発表しました。この巨額投資は、同国のデジタルインフラを整備し、高まるクラウドコンピューティングサービスへの需要に応えることを目的としているそうです。

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東南アジアのAI人材育成にも注力!

今回の投資の目玉の一つは、AI人材育成です。マイクロソフトは、2025年までに東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国から250万人を対象としたAIトレーニングプログラムを提供すると約束しました。インドネシア単独では84万人を対象としたトレーニング支援が行われる予定で、マイクロソフトは「AI TEACH for Indonesia」プログラムを通じて学生を支援するそうです。

女性向け支援や地元開発者育成にも力を入れる

マイクロソフトは、女性向けのサイバーセキュリティスキル支援や、地元開発者育成にも力を入れるとしています。女性向け支援としては、マイクロソフトが設立したプログラム「Ready4AI&Security」を通じて、無料のトレーニングと認定試験を提供します。地元開発者育成としては、「AI Odyssey」のようなプロジェクトを通じて、推定1万人のインドネシア人開発者にAIスキルを教授するプログラムを実施します。

マイクロソフトのグローバル展開の加速!

今回のインドネシアへの投資は、マイクロソフトの一連のグローバル展開の最新事例となります。過去1カ月間で、同社は日本への29億ドル、G42グループへの15億ドル(中東)への投資を約束しています。

まとめ

マイクロソフトのインドネシアへの17億ドル投資は、同国のAI・クラウド基盤を強化し、デジタル人材を育成する上で大きな役割を果たすことが期待されます。この投資は、インドネシアの経済発展とデジタル化を加速させるだけでなく、東南アジア全体におけるAI技術の普及にも貢献するでしょう。

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